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こんにちは、実りえ本部です。
本日は、保護者様からよくあるご相談として多い、子どもへの関わり方についてのお話をしたいと思います。
「うちの子、注意されることばかりして全然いう事を聞きません。」
皆様のご家庭でも、こんな悩みがありますでしょうか。
人は「負の注目(注意されるようなこと)」に目を向けたがる傾向がありますが、「正の注目(褒められるようなこと)」を意識してお子様と接してみてください。
子どもは、とにかく周りからの注目を受けたいという思いを持っています。
その中で周りの大人たちは「正の注目」を無視し、「負の注目」に目を向けることで無意識的に「負の注目」で子どもは周囲の目を向けようとするようになってきます。
わかりやすい例でいくと、授業態度の良い生徒A(正の注目を出している子)と、授業態度の悪い生徒B(負の注目を出している子)がいたとします。おそらく大半の先生は生徒Bに一生懸命注意し、生徒Bを正そう正そうと努力し、生徒Aはその子に任せ接点をあまり持っていないと思います。
これは、生徒Aからすると頑張ってる自分は無視され、素行の悪い生徒Bは一生懸命かまってもらえているという状況になっているのです。
もちろん、先生は生徒Aを無視しているつもりなんて一切ありません。しかし人間面白いもので無意識的に無視されたと心は感じ取ってしまいますので注意が必要です。
理想は、子どもの「負の注目」を無視し、「正の注目」に目を向ける(一生懸命相手をする)という接し方にが非常に好ましく思います。
具体的例として、注意することがあれば、それはもうしないとしてはならない理由を添えてお子様と約束という形で交わし、「正の注目」を向けたときに、それを絶対に見逃さずにすかさず褒めてください。特に約束を守れた時にはしっかりと振り返りを行い褒めましょう。ここで一番大切なことは継続することです。褒めることにあまり慣れていない方は特にですが、一度や二度で終わってしまいます。一か月二ヶ月と長期的に継続をしてください。必ず何かしらの変化が出てきます。
実りえでも、評価を使い「正の注目」に目を向けた指導を行っております。しかしながら「評価」は高度なスキルが必要となるため、ご家庭では「評価」の代わりに「褒める」でも十分に効果がありますので、ぜひ実践されてください。
お子様との関わり方でのご相談はお電話又はお問い合わせフォームでお受けいたしておりますのでお気軽にご連絡ください。