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理科実験での遊び学習【実りえ大牟田教室】

こんにちは、実りえ大牟田です。

本日は、集団活動で理科実験を行いました。その内容は、ダイラタンシー現象の体験。

ダイラタンシー現象・・・なんだか難しいですね。片栗粉や水を使い、粒子の構成の仕組みを利用した実験になります。

簡単には、液体に力を加えると個体のように固くなり、力を弱めると液体に戻る性質を持っています。

自動車で砂浜を走るとタイヤがめり込みますが、石川県の能登半島にある千里浜は砂浜がダイラタンシーの現象で、自動車の重さで砂浜に強い力が加わり固くなることで、走りやすいそうです。

実際にダイラタンシー現象は粒子の組み合わせや並び方によって物体の性質が変わっておこるものです。

子どもたちには、まだここまでの性質の理解は難しいですが、説明を一生懸命聞いていました。

しかし、やはりまだ小学生。

実験が始まった瞬間目の色を変えて、興味津々で実験に取り組みました。

その様子がこちらです。

これはダイラタンシー現象を起こすための下準備で片栗粉や水を混ぜ混ぜしています。

ボールの上でするように言っているのですが、まぁ机の上は片栗粉だらけで掃除が大変でした。

ん!?

なんだか、固まりが見えますね。あまりコツがつかめず、しばらく液体のままでしたがだんだん固まりを作ることができるようになってきました。

これは完全に固まりましたね。

強い力で握ることでこのようにダイラタンシー現象で固くなります。

しかし、固まったものも、そのまま力を加えずにいると下の画像のようにだんだんと液体に変化していきます。

だらーんと、個体が液体に変わっていく光景、なんだか不思議ですね。

これを何度も繰り返して誰が一番個体のままキープできるかを競っていましたが、これはダイラタンシー現象によるものなので努力で個体を持続させることはできないのでしょうが、まぁいいとしましょう。

 

本日の集団活動はダイラタンシー現象を体験する理科実験でしたが、明日は制作のようです。毎日日替わりで集団活動がありますので、またいくつかブログでご紹介します。

学習は、楽しく笑顔で。

どんな形であれ、将来生きていくための努力はすべて学習です。進学のための5科目学習もありますが、大人になっても永遠に勉強でしょう。

大人になっても続く勉強の仕方を5科目やその他の活動で教えていく、そしてそれは笑顔で楽しくが実りえの理念です。

日々、教室内に笑顔と活気があふれる環境持続を目標に指導員一同精進してまいります。